3 　　港にはきたけれど・・

港の建物の外で話している人がいた。

聞いてみると親切に教えてくれる。

「向こうに壁が見えるだろう？
　あの向こう側だ、道に沿っていけばいい。」


壁・・あれか〜。

茶色の道が見える。 下は工事中なので階段を上る。

上からの眺めは最高。
ふ〜、しかしフェリーは見当たらない。


犬と散歩中のおじさんに聞いてみた。
親切に教えてくれて、写真も撮らしてくれた。

おじさんも写したかったのだが、遠慮して中途半端に・・。

おじさんに言われた通りに再び、海の方へ降りると
フェリー乗り場が。
おしっ、難なく着いたね！

ロンドンを出て６時間程の道のりであった。
ふい〜、休みてえ。

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「ソーリー」

全く予想もしてない事態に唖然。


受付の人によると
ドーバーまで行けば、人だけでフェリーに乗れるらしい・・・。



今からいくの？
もう夕方がくるよ。

大体、駅とかこの辺にねえだろー。
あ〜やっぱドーバーにしときゃよかった・・・。

二人の受付と ボク以外誰もいない、 閑散とした建物。 力尽きた・・。