わくせいひつじ08番/top
巴里でパニック
3 初めて上陸したフランス,パリ。
ガイドブックにはないその本当の姿とは・・。

断っておくが、僕はこの時点ですでに
睡眠不足と風邪とで、脳の回転がほぼ止まりかけていた。
それに加え、この町のボディーブローがじわじわ効きだした。


北駅


サンラザールより大きい駅だった。


両替所やATMがあった。
しかし照明が暗いな〜。
さらに列車到着で響く音響、
なんでこんなマイナー調の音なんだろ?

また構内には機関銃を持った兵士がうろうろしている。
ピストルではなく機関銃。



ようやく荷物預かり所発見。

なんだか監獄のようで物々しい。
まず荷物をセンサーに通す
セキュリティーチェクを受けなければならない。
めんどくさい。
小ロッカー、4ユーロ(約520円)。
ようやくじゃまなリュックを預けることが出来た。


北駅周辺は治安が良くないと記憶していた。
少し駅の外を歩いてみたが、ホームレスの親父たちが叫んだりしていたので
すぐに駅に戻った。
おそらくただのオヤジ達だろうが、無知は恐怖をそそるものだ。



マドレーヌ



次に、中華航空のオフィスがあるマドレーヌ駅に向かう。
帰りの飛行機の便を変更してもらう為だ。
別に後回しでもよかったが、頭は帰りの事でいっぱいだっのだ。

なぜなら、僕の航空チケットは帰りの日を
可能な限り、何度でも変更可というものだったのだが、
本当に出来るのか心配だった。

可能な限りというとこがあやしい。
僕はこのとき、真剣に日本へ帰れなくなる事を恐れていた。



カフェ


マドレーヌ周辺はオペラ座やコンコルド、ルーブル美術館にも近い。

駅を降りてすぐにあった、
カフェ マドレーヌに入った。

眠気はピークに、倒れそうだ。
ウェイターのお兄さんが
ボンジュールムッシュ!
なるほど、こんな俺もムッシュなのか。なんだかうれしい。

チップが必要なのかなと迷ったが、結局出さなかった。
僕はバックパッカーなんだから許してくれ!
パンとサラダ、コーヒーのセットで
12ユーロ(約1560円)!
高い!ショックだった。

実はウェイターのいるカフェは値段が高いお店ということだった。

緑の日よけのある所がカフェ
後から見るとレシートにはprix service comprisという
サービス料が付加されていたので
チップを払う必要はなかったようだ。


オフィスの張り紙

チャイナエアのオフィスはすぐ見つかったが閉まっていた。

おかしいなー、今日は金曜だろ?
張り紙があって、どうやら休みの曜日が書いてあるようだが・・。
読めない。


まいったなー、変更できなかったら、帰りのフライトは
半月後まで待つことになる・・。


さて、がっかりしていた僕に尿意が襲う。とにかく寒いから近くなるのだ。
で、近くの教会にトイレを探しに行ってみた。


マドレーヌ教会

階段には物乞いの方が、
カップにお金をジャラジャラ揺すって
アピールしている。

ユーロではよくホームレスだけでなく
物乞いを見かけた。
驚くのは
子供の物乞いがたくさんいること。

小遣い稼ぎにだましでやってる
子もいると聞くが、
ぼろぼろの格好をして、雨の中、
地面に座ってまでやるだろうか?
これが
パリの現実なのだ。

中にトイレはなかった。
仕方なく歩いて探すことに。

この後まさかの事態が・・。
僕はパリをまだ理解していなかったのだ。


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