14.上海、再見!
翌日。
まだピュージャンに残っている数人と
近くの総菜屋?で昼食を食べた。
午後の三時には僕も上海を発つ電車に乗るのだ。
お店の人たちはとても感じがよかったと
日記には書いてあるが、まるで覚えてない。
食事も回を重ねると、忘れてしまうものである。
西安までの電車は、食事を一緒にしている
旅なれた上塩さんと相席なので心強い。
西安まで、18時間の道のりである。
ほんとうに面白くなるのはここからであった・・・。
帰りはまたこの町に戻り、
フェリーで日本に帰る予定だったが、
僕は再び上海に戻ることはなかった。
終わり |
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店の中で
皿に盛っている
総菜を選ぶ。
大丈夫かこれ・・。 |
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路上に出された机での食事。解放的である。 |
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