10日目
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3時前に作業開始。
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7時に204号で珈琲を飲んでいると、nhkと名乗る者が
部屋をノックしてきました。
残念ながらこのアパートにテレビを見る為の機械は存在しないので、丁重にお断りしました。
結論として彼は偽者だと言う事におちつきました。
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今日は貝君がドリームチケット、
某ピーチマークの中華料理屋の半額チケットを入手したので
てくてくと歩いて、食べに行った。
我らが食べたのは五目あんかけそば。
1人きっかり300円なり。
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アパートに戻ってしばらくすると、
今度は学生のボランティアグループの挨拶と称する珍入者が
お隣の204号をノック。
続いて僕の部屋にもやってきました。
今日はどうなってるんだろう。
学生を対象にというので、僕は絵筆を握りながら、
当方はれっきとした社会人である答えました。
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地下街を描きながら一昨年死んだじーちゃんの事を考えました。
この絵の行き交う人たちのように、
多くの事はほんの0.01秒の宇宙時間のように
儚く過ぎ去って行くのだと思うと切ないような気がして
涙するのでした。
それにしても、貝君の指摘のようにこの絵の登場人物すべて
"手ぶら"である事に気がつきました。
まずい、みんなぶらぶらしてる人みたいだ・・。
鞄を描き足し始めました。
夜1時前まで作業。 |