3. ピュージャン





拉致されたように到着したピュージャンホテル。
ここは、たまたま僕が事前にメールで予約していたホテルだった。
探す手間が省けたわー。

ここには上海でも数少ないドミトリー(雑魚寝)部屋があった。
結局ドミに泊まる大半がフェリーで一緒だった連中だった。
なんだ、フェリーに居るのと大差ないじゃないか・・。

ロビーに行くと、誰かしら知り合いが溜まっていて
情報が聞けるという感じだ。

ピュージャンは巨大都市の憩いの宿のようになった。





ピュージャンは歴史ある三ツ星のクラシックホテルで、
租界時代の面影を残したレトロ建築だ。
アインシュタインやチャップリンなどの著名人が利用した事でも有名である。

にも関わらず当時一泊55元(約900円)のドミトリーがあって
古今東西の貧乏旅行者がうろつく不思議なホテルだった。
残念だが今はもうドミトリー部屋は無くなったらしい。
変わりゆく上海、ショック・・・。
外白渡橋(ガーデンブリッジ)からピュージャンホテルを眺める
/2003.12月撮影
ドミトリーへ続く廊下。このホテル独特の匂いがする。

a planet 08 sheep